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新年のご挨拶

全国の競馬ファンの皆様、明けましておめでとうございます。

本年も高知競馬を、ご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
昨年は、新型コロナが世界的に猛威をふるい、大変な1年でありました。
オリンピックの延期や甲子園大会の中止など、スポーツ界においても、かつて経験したことない開催の自粛や無観客開催を余儀なくされることが相次ぎ、高知競馬におきましても、半年あまり無観客での開催となり、ファンの皆さまには何かとご不便をお掛けしました。
今もなお、第3波が襲来し医療体制など危機的な状況が続いている中、新たな変異種のウィルスが確認されるなど、終息のきざしが一向に見えない状況にあります。
今暫くは、感染拡大の予防に全力で取り組んで行くことが極めて重要となりますので、引き続き、本場や場外発売所では入場制限などをかけながらの開催となりますが、何卒、ご理解を賜りたいと思います。

さて、「丑年」の今年は、「夜さ恋ナイター」をスタートして12年目となりますことから、ちょうど干支が一巡した年となります。
当時の高知競馬は、経営が困窮を極めていましたが、ナイター開催以降は、連続して前年度の売上げを上回り、昨シーズンは、4年連続で過去最高の売上げを達成することができました。
これもひとえに、ファンの皆さまの暖かい応援と、競馬関係者の皆さまの支えによるものと、心から感謝を申しあげます。

本年は、そうした節目となる年でもあり、改めて初心に立ち返りながら、競馬関係者一同が力を合わせて、皆様方により楽しんでいただける競馬の開催に、全力で取り組んでまいりたいと考えています。

結びに、ファンの皆様方のご多幸とご健勝を祈念いたしますとともに、引き続き、「高知けいば」をお引き立ていただきますよう、心からお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

令和3年1月1日

高知県競馬組合 管理者 伊藤 義彦