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5月の高知競馬アラカルト!

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2010年5月10日。第1回福永洋一記念。
31年ぶりにファンの前に姿を現した、伝説の天才騎手。
洋一さんも祐一騎手も、熱い拍手も声援も、めちゃくちゃカッコよかった。
あの夜を思い出す度に、胸の奥にあたたかいものが広がります。
本当に、素敵な時間をありがとうございました。

南国土佐の特別な夜、よかったら読んでみてください。

なお、福永洋一記念を制したフサイチバルドルは、6月28日に福山競馬場で行われる西日本グランプリを視野に入れているそうです。目指せ連覇!

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5月9日の第7レース。
4月にデビューした岡村卓弥騎手(雑賀正光厩舎)が、トウケイビクトリーに騎乗して快勝。
34戦目で、嬉しい初勝利を挙げました。
「4コーナーで先頭に立ったときに、『勝てるかな?』と思いました。自分のミスで勝てなかったレースもあったので、やっと勝つことができてホッとしましたし、嬉しいですね!」
これからどんどん、勝ち星を積み重ねていってくださいね。

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御神本訓史騎手(大井・三坂盛雄厩舎)が、高知での期間限定騎乗を終えて、大井の小林分場へ帰ってゆきました。
この3ヶ月は、朝の調教だけでなく、午後の厩舎作業にもみっちり励んだ御神本騎手。
ポートジェネラルと共に遠征した東京スプリントでは、逃げて粘ってあわやの4着。
勝つかと思った~。興奮した~。
もう二度と、レース以外でプリズンブレイクしたらあかんぜよ。
5月31日の大井開催から復帰予定!

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5月21日に行われた黒潮皐月賞を制したのは、牝馬ナロウエスケープ&中西達也騎手でした。
8馬身差の圧勝劇でした。
スピードが違った。めちゃくちゃ強かった。
中西騎手&炭田健二調教師は、昨年のグランシングに続いて、黒潮皐月賞連覇です。
6月20日の黒潮ダービー(高知優駿)も、アーサーがあっさり勝っちゃうかも。
ダービー牝馬が誕生しちゃうかも!

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同じく5月21日に、赤岡修次騎手が8戦して7勝を挙げました。
赤岡騎手が1日で7勝を挙げるのは、たしかこれで3回目です。
日本における1日の最多勝利数は、JRAの武豊騎手が2002年12月7日に記録した1日8勝。
内訳は10戦8勝で、「世界タイ記録とみられる」と報じられました。
そんでもって。
「1日のパーフェクト勝利」として最高の記録は、私が調べた限りでは、「7戦7勝」です。
「7戦7勝」を達成した、3人のジョッキーは――。

ランフランコ・デットーリ 1996年9月28日 アスコット競馬場にて
渡辺博文 2001年5月26日 福山競馬場にて
赤岡修次 2009年12月20日 高知競馬場にて

つまり、赤岡騎手は既に世界記録保持者なのかもしれないのですが。
たぶんおそらく前人未踏の「8戦8勝」を達成した暁には、ギネスブックに申請すべきではないかと思います。
少なくとも、大々的に報じられるべきだと思います。

21日の赤岡騎手の成績は、8戦7勝2着1回。
アタマ差で世界記録を阻止したのは、西川敏弘騎手でした。
西川騎手は、「そう簡単に世界記録を出されてたまるかっ」と笑っていました。
赤岡騎手いわく、「8戦8勝できたら、盛大にパーティーを開きますよ!」とのこと。
いろんな騎手が勝ったほうが面白いけど、世界記録も見てみたいぜよ。

※記録に関してはあくまでも、「井上が調べた限りでは」です。
※高知競馬における1日の最大騎乗数は、基本的に8鞍です。

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