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新星ノボアース、高知市長賞を圧勝!

昨年までは元旦名物のアラブ重賞として親しまれてきた高知市長賞。
今年から高知・福山の交流レースとして生まれ変わりました。

ダート1600mの新春決戦を制したのは、元旦に4歳になったばかりのノボアース。リニューアルした市長賞にピタリとマッチする、フレッシュな男馬が戴冠を果たしました。

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ハナを切ったのは1番人気に支持されたエイシンボーダン&宮川実騎手。2番人気のノボアース&中西達也騎手は、2番手の位置取りでレースを進めます。
そして3コーナー、逃げるエイシンボーダンを交わして先頭に立ったノボアースは、あっという間に後続を突き放し、直線はゆうゆう一人旅。2着のダンシングパール&別府真衣騎手に7馬身差をつけてゴールを駆け抜けました。

ウイニングランを終えて1着の枠場に入った中西騎手は、
「力でねじ伏せたね!」
と言って、男前スマイルを炸裂させていました。

2008年を締めくくる大一番・高知県知事賞と、2009年の幕を開ける大一番・高知市長賞を制した中西騎手。
元旦の第1レースと最終レースも快勝して、高知競馬最年長イケメンジョッキーは、まっこと絶好調であります。中西め。いや、中西さんめ☆

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ノボアースを管理するのは、松木啓助調教師。
ノボアースのオーナーは、トサローランのオーナーでもある岡林英雄さんです。
おそらく厩務員さんも同じ方だと思います。
中西騎手・松木調教師・岡林オーナー・厩務員さんの凄腕カルテットが、高知競馬の年末年始に美しく咲きほこりました。

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高知での成績を9戦8勝としたノボアース。唯一の敗戦は、初めての「揉まれる競馬」が影響したとのこと。高知県知事賞出走メンバーを中心とした歴戦の古馬に胸を借りたレースでの敗戦が、元旦の圧勝劇に結びついたのではないでしょうか。

控え室でレースを見ていた高知ジョッキーズも、「げにまっこと強いぜよ!」と舌を巻いていました。
高知競馬に現れた新星、ノボアース。今後の活躍が本当に楽しみです。

ノボアース、あるいは同い年の遼馬・セトクラウンは、1月12日に行われるJRAとの交流レース・はりまや盃を視野に入れて調整されていくようです。

はりまや盃。そして3月20日に復活する交流重賞・黒船賞。高知競馬の人馬が地元を舞台にJRAの強豪と対戦できる特別な日が、刻々と近づいています!

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