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4月29日(月・祝日)は、福永洋一記念ぜよ!(その1)

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昨年の福永洋一記念に合わせて開かれた、「馬事公苑・花の15期生同窓会」のヒトコマです。
柴田政人調教師のおでこをペチペチ叩く洋一さん。みなさん笑顔、笑顔です。
幹事の作田誠二調教師いわく――。
「洋一は意地っ張りななところがあってね。高知の人に接してみると、そんな雰囲気があるんで、『やっぱり高知で生まれた人間なんだな』と思いましたね(笑)」
洋一さんは、“土佐のいごっそう”なのでしょう。

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2009年の夏、福永祐一騎手が「父の名を冠したレースを、父が生まれ育った高知で創設できれば……」と提案したのが、すべての始まりでした。
今年も伝説の天才ジョッキーが、息子と一緒に、高知へ里帰りします。
4月29日(月・祝日)、福永洋一記念が、高知競馬場で行われます。

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2010年、フサイチバルドルで第1回福永洋一記念を制した赤岡修次騎手。
赤岡騎手は奇しくも、洋一さんと同じ潮江中学校の卒業生です。
赤岡騎手はコスモワッチミーと共に29日のかきつばた記念に遠征予定のため、今年は洋一記念に騎乗しないと思われます。
しかし、かきつばた記念は高知で場外発売されるので、みんなで応援するのも楽しそう☆

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福永洋一記念をPRする高知ジョッキーズ。
山頭信義騎手(長身のボウズくん)と、山中悠希騎手(にっこりブイサイン)は船橋のジョッキーで、ただいま高知で武者修行に励んでいます。
高知名物・武者修行ジョッキー。
2011年、イーグルビスティーで第2回福永洋一記念を制したのは、川崎から武者修行に来ていた郷間勇太騎手でした。
南関東に帰った郷間騎手は今、若手の成長株として活躍中です。

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宮川実騎手(ミノル騎手)と、4月から韓国・ソウルへ旅立った倉兼育康騎手もPR。

洋一さんが31年ぶりにファンの前に姿を現した、第1回福永洋一記念の表彰式。
左目の視力を失って休養していたミノル騎手は、表彰式――あたたかくて、心にドスンと響く表彰式でした――を自宅で見ていました。
涙が止まらなかったそうです。

それから2年後、2012年の第3回福永洋一記念。
コスモワッチミーに騎乗したミノル騎手は、「勝つにはこれしかない!」と逃げを打って、勝利をつかみました。

「まだ復帰する勇気がぜんぜんないときに、洋一さんが背中を押してくれたんです。このレースを勝てたことが、洋一さんと祐一さんの前で勝てたことが、本当に嬉しい。感謝の気持ちで一杯です」

洋一さんと握手をしたかったのに、ドキドキしすぎて手を差し出せなかったミノル騎手。
ミノル騎手にとって、洋一さんは「自分を奮い立たせてくれる存在」なんだそうです。

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