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フラワーギフト、中央勢を撃破!

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1月12日に行われたJRAとの交流戦・はりまや盃は大混戦になりました。
第4コーナー、ハイペースで飛ばした先行勢が力尽き、道中でじっと脚を溜めていた馬たちが一気に押し寄せてきます。ずらり横並び状態で直線へ。激しい叩き合いが繰り広げられます。
そして残り100m、スズカカリズマ&西山裕貴騎手が、最内から先頭に踊り出ました。勝負あったか!? と、思いきや。
10番人気のフラワーギフト&中西達也騎手が、外からグイッと伸びてきた!
そして1着でゴールイン!!
2着にスズカカリズマが、3着にイタリアンオリーブ&赤岡修次騎手が入りました。


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「JRAの馬がいることでハイペースになるのはわかっていたので、先行争いに加わらず、その後ろあたりで脚を溜めていこうかなと思っていました。それが思った以上にハマりましたね。最後まで伸びてくれてよかったです。掛かるところのある馬なんですが、今日はハイペースになってフワッと行けたのもよかったですね」
と、勝因を分析する中西騎手。普段は先行することが多いフラワーギフトに騎乗して、あえて中団待機策を取った最年長イケメンジョッキー。年末から冷静な手綱さばきが冴えまくっています。

5歳牝馬のフラワーギフトを管理するのは松木啓助調教師。オーナーは岡林英雄さんで、担当はこの道26年の浅岡厩務員(独身)です。そう、高知県知事賞&高知市長賞を制した中西・松木・岡林・浅岡の凄腕カルテットが、またしても戴冠を果たしたのです。もうどうにも止まらない状態です。


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パドックで「スズカの勝負服、なかなか似合うろう。フフフ」みたいなほほ笑み(私の妄想です)を浮かべていた西山騎手。レース後は「やっぱり勝たないと。勝者だけが称えられるんです。2着では表彰式に呼ばれないんですから」と、遠い目でたそがれていました。健闘したと思うのですが・・・惜しかった。

だけどホント、実力伯仲の素晴らしいレースでした。
自分の馬券が外れたことは早々にわかっていたにもかかわらず、ゴールの瞬間まで手に汗握っちゃいました。
高知競馬場でJRA指定交流レースが行われるのは年に数回。
黒船賞が休止になった昨年は、はりまや盃だけでした。
もっと増えたらいいのにな!

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