黒船賞ヘッドライン 3
さあ今度は地元馬の紹介だ。 展開・地の利・コースを知りつくした北野真弘騎手の騎乗というプラス材料はあったものの、リバーセキトバの優勝は高知競馬関係者を勇気付けた結果となった。しかしその後2年はあまりに圧倒的な中央馬のパフォーマン...
さあ今度は地元馬の紹介だ。 展開・地の利・コースを知りつくした北野真弘騎手の騎乗というプラス材料はあったものの、リバーセキトバの優勝は高知競馬関係者を勇気付けた結果となった。しかしその後2年はあまりに圧倒的な中央馬のパフォーマン...
第4回黒船賞、地方他地区の出走予定馬を紹介していこう。 これまでの3回、地方他地区枠の成績を並べてみよう。第1回はトミケンライデン(笠松)6着、アメージングレイス(笠松)7着、ライフアサヒ(名古屋)8着。第2回アイディアルクイン...
いよいよ第4回黒船賞が近づいてきた。大体の出走メンバーが出揃ったところで各馬の紹介と展望をこの「ゴールポスト通信」で行っていこう。 黒船賞は高知競馬場の1400mコース。1~2コーナーに対して3~4コーナーが広いという形状が、遠...
高知競馬第19回開催の前半は3月10・11日の2日間。アラブ系のレースを中心に、計22Rに現時点で212頭が出走を予定している。今回も激戦が期待できそうだ。前開催で配当が高めとなったのは逃げ馬が苦戦した事に尽きるだろう。54Rで逃げ切り...
アスリート作り その6 アメリカ・エメラルドダウンズ競馬場は美しい緑の都市、シアトルの郊外にある。往路のノースウエスト航空のアテンダントが「あらエメラルドダウンズに行くのね、私も先週行って自分の賭けた馬の名前を大きな声で叫んできた...
桜の開花予想、高知県地方は3月22日頃と発表になった。昨年もそうだったが、黒船賞(GIII)の直後に桜の季節がやって来る事になる。春というのは色・音・温度・ニオイ・食べ物と五感すべてにおいて日本人の官能を刺激する季節である。その時期に高...
アスリート作り その5 人間のプロスポーツ選手でも、体作りやコンディション調整に大きく関係してくるのは「食事」だ。プロ野球のキャンプで昼食にバナナが出るとか、マラソンの給水でのスペシャルドリンクの中身だとかが注目されるわけだが、...
木曜日・金曜日と急激に春めいた気候へ変わった高知県地方。こうなると黒船賞が近づいてきたなあと実感が沸く。昨年は桜が間もなく咲こうかという時期にJRAから桜花賞馬キョウエイマーチがやってきて季節感たっぷりの大一番となった。 さて第...
基礎体力作りと、レースに臨むだけの精神面のケア。駆け足ながら続いて書かねばならないのは調教時計の考え方だろうか。我々が勝ち馬の予想をする時に、馬の能力はそれまでの成績や持ち時計から推し量り、馬の体調を判断するときには好調時の馬体重との比...
2月17・18・19の3日間開催される高知競馬第17回開催後半。いよいよ年度も押し迫ってきた感があるが、二十四万石賞へとつながるサラ系A級特別選抜や過去の条件交流勝ち馬2頭も登録がある「はりまや盃」など注目のレースを見逃せない。 ...
2月8日、東京・目黒雅叙園、舞扇の間にて「NARグランプリ2000表彰式」並びに「ダートグレード競走最優秀馬表彰」が盛大に行われた。高知競馬からの表彰者は優秀調教師に松木啓助氏、優秀騎手に北野真弘氏、優秀厩務員に別府真司厩舎の松木幸喜氏...
アスリート作り? 競走馬のメンタル面でのケアも大変重要だ。結局は「ランニングマシーン」・機械ではないのだから、いかにして持てる競走能力を発揮できるようにしていくかという作業が馬作りの基本だろう。筆者の単純な印象だが、いかにして「...
寒さも間もなく峠を越えそうだ。この第17回開催は変則日程のため終了が2月19日となるわけだが、恐らくその頃には春の息吹が感じられる気候となっていよう。 前半3日間の注目どころだが、初日の第1Rはアラブ系の3歳戦1組。現時点でこの...
アスリート作り? アスリートたる体力作りはすでに育成段階で始まっている。 距離適性でいう意味とは別の「スタミナ」作りが始まるのだ。それは有酸素運動を繰り返す事によってしか培う事のできない基礎体力、筋肉作りを行っておき、各競馬場...
雨が降り続いて、どうやら馬場状態は湿ったままで迎えそうな後半2日間。前半に続いて出走頭数も多く(111・112頭)更に重賞競走、黒潮スプリンターズカップも控えて熱戦が期待できそうだ。 土曜日の第1Rには注目の3歳馬リードチヤンピ...
高知競馬は1月20日から第16回開催が始まる。前半が20・21・22日、後半が27・28日という計5日間の開催だ。 前半3日間は連日11Rに110頭以上がスタンバイしてなかなかの多頭数、高配当が望めそうだ。3日間のそれぞれのメイ...
強い馬作りへの問題点 まずは”強い馬作り”を行うための問題点を挙げていこう。逆説的にJRA栗東トレーニングセンターで培われてきたやり方と比較する方法もあるのだが、条件が違いすぎるからと読んでもらえなくなるのは心外。そちらは個別の...
12月に野平祐二さんがいらっしゃった時におっしゃった事。 「ウイングアローやテイエムオペラオーは決して高知競馬に入厩する可能性の無い高額・血統馬ではなかった。やり方ひとつで高知競馬からジャパンカップを制する馬が出る事がありえるのだから是...
☆最優秀サラブレッド系3歳馬(馬齢は数え) とりあえず金の鞍賞の1~2着馬で。ナンゴクジョオーは走法が4WDで力強い。候補としてはマルチラブリーまで。 ☆最優秀アラブ系3歳馬(馬齢は数え) ここも銀の鞍賞上位馬で。プレシャスボーイはまだ...
今年もNARグランプリの発表時期となった。 全国での年度代表馬や部門別最優秀表彰が決まるわけだが、高知競馬でも一年・一年を振り返るという意味を込めて各部門を考察してみると面白い。ここに候補を挙げておくので後はご覧になった方にお任せ...
今年、そして20世紀があと3日を切った。高知競馬はもうすっかり風物詩となったグランプリ2競走で世紀越えを果たす。言うまでもなく31日の高知県知事賞、元日の南国王冠という人気の重賞競走だ。 高知県知事賞の過去5年を振り返ると勝ち馬...
高知競馬は第14回開催の後半に突入。初日の土曜日は11Rに108頭がスタンバイして11頭立て3鞍、10頭立て5鞍と熱戦が期待される。 重賞競走はサラブレッド・アラブそれぞれの3歳優駿が行われるが、年末年始のグランプリ、高知県知事...
高知競馬第14回開催前半の注目レースは「だるま夕陽特別」(サラ系4歳以上OP、1400m)だ。 1月28日に行われる重賞競走「黒潮スプリンターズカップ」のトライアルにあたる競走だが、今年度から黒潮SCが黒船賞(GIII)のTRと...
スピードシンボリであの凱旋門賞に挑むという事。今の時代に聞いてもちょっと分かりにくいほど当時は冒険的だった挑戦を果たした野平祐二さんは、調教師となってもなおシンボリルドルフ(スピードシンボリの孫だ!)で世界を目指した。その野平さんが高知...
11月26日(日)高知競馬第13回開催の初日、メイン競走は第4回を迎える黒潮マイルチャンピオンシップ(サラブレッド系4歳以上OP、1600m)だ。過去3回の勝ち馬はマルカイッキュウ、メイショウタイカン、エイシングランツとそうそうたるメン...
11月26日は福山競馬場で全日本アラブグランプリ(アラブ系4歳全国交流・2250m)が開催される。昨年までは西日本アラブダービーという名称だったが、今年から全国交流となり春の楠賞(園田競馬場)と合わせアラブ系4歳馬の春秋の王者決定戦とし...
競馬における一番人気馬の勝利は大変な価値がある。 もちろん最も勝利に近いだろうと予測されての結果なのだから当たり前のように思われるかも知れないが、なかなか順当に行かないのも皆さんが良く知るとおりである。 人気馬は当然「あ...
11月5日(日)に行われた『第12回珊瑚冠賞』は,中団待機から直線末脚伸ばしたマチカネホシマツリが単勝1番人気に応えて優勝しました。 逃げたメイショウタイカンの2番手を追走,直線抜け出して粘り込みを図ったホウエイパーシャが2着。...
11月に入っていきなりの”嵐”に見舞われた高知県地方。前回の第11回開催では相当時計の掛かる馬場状態であったのがこの直前の雨で様相を変えることは必至である。仮に不良馬場発表ともなれば人気薄先行馬、軽量馬、素軽いスピード馬の台頭が思わぬ高...