2月6日(木)は佐賀競馬場にて「佐賀記念(JpnⅢ)」が行われます。高知けいばからは、打越勇児厩舎所属のシンメデージー号が出走予定です。
昨年は全国各地で強豪相手に善戦、悲願のダートグレード競走制覇に向けて佐賀記念へ挑む、打越調教師・吉原騎手を取材しました!
吉原寛人騎手(取材は1月28日)
———今回は佐賀記念への挑戦となりますが
地元(高知)にも魅力的なレースはあるのですが、今年はなんとかダートグレードを制覇したい。それだけのことを成し遂げられる馬だと思っています。その中で佐賀記念を目標にプランを立てました。
———吉原さんとしては、佐賀への適性を感じている。
はい。距離も2,000Mですし、少し深めの佐賀の馬場は合うのではと思っています。
———調教は(期間限定騎乗中で現在打越厩舎所属の)吉原さんが
はい。調教から乗っています。前の追い切りは(3ハロン)37秒、3頭合わせで追走から大外を回って直線抜け出しました。状態に関しては文句ないです。明日(1月29日)が本追い切りになりますが、万全を期して調整したいと思います。
2歳から3歳、3歳から4歳にかけての馬の成長を感じ取れています。あとは馬体重が増えてくれれば、本当に身が入るというところでしょうか。
———枠番については
(佐賀の馬場で)内だと窮屈になることがあるので、なるべく外枠希望です。ただ、シンメデージー自体は展開に注文のつかない馬なので、(内枠に入っても)こちらがうまく(導くことが)できれば。
———最後に意気込みを
打越先生悲願のダートグレード競走制覇、どうしても叶えたい!!!
僕もその気持ちが一緒です。シンメデージーで一緒に取れればと思っています。応援よろしくお願いします。
打越勇児調教師(取材は2月2日)
———今回は佐賀記念に出走となりますが
もともとローテーション的に名古屋(大賞典)から佐賀(記念)というのは、もう最初から(予定していた)。名古屋で全然駄目だったら、次は地元なり考えたんですけど。名古屋でいい競馬をしたんで、次は夢を持って(佐賀記念へ向かうことに)。
———1か月半程度空きましたが、調整は。
1か月程度は牧場でやってもらって、その後はこっちで。昨日(2月1日)に15-15くらい。その前は吉原騎手で2回(追い切りを)やって、いい感じで乗っているので。(昨日は)息を整える調整をしました。
———佐賀の馬場や相手関係については
あまり不良とかにならなければ。深い馬場は大丈夫だと思うので。JRA勢であったり、シルトプレであったり強い相手がいるので、その中でどれくらいやれるかなと。
———吉原さんは是非先生とダートグレード競走制覇を叶えたい!と仰ってましたよ
いやー、うれしいねー。(しみじみと)その意気込みはホントに。。
まあ自分もどこかでいつか取りたいなと。一つの目標として。そしてできれば、欲を言えば、高知デビュー(の所属馬で)っていうのが最大の夢です。
———では、意気込みを
そうですね。今回も相手は強いですけれど、シンメデージーらしい競馬で見せ場を作ってくれて、あわよくば・・・(笑顔)