7月2日(水)、大井競馬場で実施された「農林水産大臣賞典 第48回 帝王賞(JpnⅠ)」(2,000m)に、高知から打越勇児きゅう舎所属のシンメデージー(金沢・吉原寛人騎手騎乗)が出走しました。
レースは、ミッキーファイト(JRA・C.ルメール騎手)、ヒーローコール(船橋・山中悠希騎手)らがリードし、シンメデージーは中団で進行。向こう正面で早めに抜け出したミッキーファイトが最後の直線で迫ったアウトレンジ(JRA・松山弘平騎手)をクビ差振り切って勝利しました。シンメデージーは最終コーナーから必死の追い上げを試みるも先頭集団の勢いは衰えず、9着の結果となりました。



打越勇児調教師と吉原寛人騎手によるレース後コメント
打越勇児調教師
「馬場的にも前が止まらなかったです。これだけ強い相手だったので仕方ないですね。」
吉原寛人騎手
「今まで培ってきた実績を全力でぶつけようという気持ちで乗りました。チャレンジする気持ちで、着狙いではなく何とか勝ち負けの流れに乗せたかったのですが、思った以上に今日は進みが悪かったです。コーナーまでは頑張ってくれましたが、無理した分最後は脚が上がってしまいました。馬は一生懸命頑張ってくれましたが、こっちのコースでガチンコになると、壁が厚いことを思い知らされました。今日のレースを糧に、秋に向けたよい経験にできればいいなと思います。また応援よろしくお願いします。」
挑戦を続けるシンメデージーの今後に、ぜひご注目ください。

