9月26日(金)、園田競馬場で行われた「第22回 園田チャレンジカップ」(3歳以上・ダート1,400m)で、高知・田中守きゅう舎所属のロレンツォ号(赤岡修次騎手)が勝利しました。
レース序盤、ミルトプライム(兵庫・大山真吾騎手)が先行、高知から出走のミスズグランドオー(愛知・塚本征吾騎手)、スマートビクター(兵庫・鴨宮祥行騎手)らと続いてロレンツォは後方から。3~4コーナーで中団までポジションを上げたロレンツォが直線で抜群の末脚を発揮、ゴール僅か手前で2着ミスズグランドオーを差し切って勝利。
ロレンツォはこれが記念すべき重賞初制覇、管理する田中守調教師は昨年のイモータルスモークに続いて同競走連勝を果しました。
優勝馬
ロレンツォ号 (牡7・黒鹿毛) 田中 守きゅう舎
父 ロードカナロア
母 マリアフィオーレ(母の父 ハーツクライ)
馬主 稲場 澄
生産者 伏木田牧場
赤岡修次騎手のコメント
「3コーナーを周る頃には捕えられる感覚がありました。馬がコーナーで少し外に張りながら走る癖があるので、直線できっちり手前を変えて前を向いてハミを噛んでくれたらと思っていたらグングンいってくれて手応え十分でした。メンバーも速くて後方からになりましたが、中央時代も後ろから上がり最速で走ってきていた馬なので、動くと信じて実際動いてくれたので良かったです。距離にも融通が利きそうな馬なので、まだこれから楽しみがあると思います。今は高知にも強い馬がいますし、園田の強い馬が高知で活躍もしていますし、良い刺激になっています。お互い高め合ってそれぞれの所属馬が強くなっていければよいなと思います。」

