12月28日(日)[第12回高知競馬第3日]高知市長賞典 第47回 金の鞍賞 (2歳 1,400m)を実施しました。
レース序盤、サンフラワームーン(吉原寛人騎手)が先行、ザガラ(兵庫・吉村智洋騎手)、クスダマ(永森大智騎手)、キッサキ(赤岡修次騎手)らが続いて先団を形成、やや離れてトサノシュジンコウ(多田羅誠也騎手)らが続きました。3コーナー過ぎ、後続を離しにかかるサンフラワームーンがペースを上げ、じわじわとリードを広げつつ最終コーナーを通過。逃げ切りを狙うサンフラワームーンに直線終盤で一気に追い上げたザガラとトサノシュジンコウが迫り、執念で伸びたトサノシュジンコウが抜け出し2着ザガラに1.5馬身差で勝利しました。
惜敗が続いたトサノシュジンコウ、初の重賞勝利を果たしました。

優勝馬
トサノシュジンコウ号 (牡 2 ・栗毛) 工藤真司きゅう舎
父 マインドユアビスケッツ
母 ヒムカ(母の父 ゴールドアリュール)
馬主 嶋田亘克
生産者 三好牧場
多田羅誠也騎手のコメント
「人気になりながらも勝ちきれないレースがあったので今日勝てて本当に良かったです。調教で馬の足りないところを探りなら色々試しながら思考錯誤したので、それがレースにばちっとはまった感じがあってよかったです。今日は返し馬から気合いが乗ったような感じもあり、3コーナーで指示を出したらハミをかんでくれたので本当に調子が良かったと思います。まだまだこれからですけど今日勝てて一安心です。」

